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5、6十年前に我家では桃の栽培をやっていた時期がある。現在は10年ほど前に植え付けた桃が3本ほどある。大久保という品種の桃である。大久保は優れた品種で立派な桃が結実するのだが(我家では)無農薬なため毎年病害虫が発生したり鳥害(カラス)などで人間さまの口には入らない。従って今は1年に一度の満開の花を見るのを楽しみにしている。

昔、両親が健在だった頃はまめに袋かけなどをやり立派な果実が生産されていた。今のようにお菓子類は満足にない時代だった。瑞々しく香りが高く果汁たっぷりの甘い桃の味は格別で今でも忘れられない。遠い昔に桃の樹の下で両親、子供たちと一緒の6人で撮った写真が残っている。のどかな田舎暮らしの一コマである。今は川中島白桃などといった新品種が出ているが「大久保」という品種は時代を経てもなお優良系統品種であるらしい。


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甘夏園横の法面でワラビが芽を出し始めた。一雨ごとに暖かくなり菜ったワラビはさっそく知人友人にお裾分けしている。毎年の楽しみである。生ものなので傷みやすく菜ったものはすぐに重層などで灰汁(アク)抜きをする。ワラビは周りが荒れ地なほど棒わらび(大きくて立派なもの)が育つ。ワラビもタケノコと同様に旬のうちは珍しいけれど何回か食べれば直ぐに飽いてしまう。一通り皆さんに食べて貰ったらワラビ菜りはお終いである。

暦の上では四日は「清明節」である。春分から数えて15日目が清明にあたるという。清明は古来の中国の習わしである。清明節の日には中国では昔は家族こぞってお墓に出かけ草むしりをしたりお供えをして先祖供養をしたりしたという。今でもそういう風習があるのかどうかは知らない。日本では清明節よりも今はお彼岸の先祖供養の方が一般的になっている。

今日(4日)は午前は雨で門徒寺からお坊さんが来てくれお経があがった。月3回の祥月命日参りの1日目である。雨は午後にようやくあがり菜園で春大根の種を播いた。



Tさん宅前の我家の土地のソメイヨシノが今を盛りに咲き誇っている。見事な咲きっぷりである。定年を前に苗木商をやっている友人から小苗を買い求め植えたものである。早いもので10数年の年月が経過した。新聞ローカル版の「さくらのだより」を見れば県下の桜名所の開花状況は満開から散り始めとなっている。桜の見物も今度の週末までである。


春の雨で外は霞んでいる。昨夜からシトシトと降っている。野菜には嬉しいお湿りである。一昨日は赤大根を播いた。先般播いておいたカボチャの芽もトンネル育苗ハウス中で小さな芽を出し始めている。いよいよ春野菜の播きつけなど菜園作業の時期になった。

我家の裏山に植えてあるヤマザクラが咲き始めた。この桜は10年近く前に飛び込みの園芸店で激安苗(10本で千円くらい)があったので思わず飛びついて買ったものだ。一般的には山野に自生する山桜は赤系の葉が先に出て花が後から咲くのだがこの桜は違う。どちらかと言えば「大島桜」に似た品種で一般的に呼ぶところの山桜ではないようだ。それでも純白のすっきりした単純な花弁は綺麗である。植付け時は傷んでいた苗木だがすくすくと成長し結果的に良い買い物だったと思う。横に置いてあるニホンミツバチの巣にはまだ蜂が入っていないが周辺では盛んに飛び回っている。巣に入るのは今月下旬辺りになるのだろうか?


我家の裏山のソメイヨシノが満開となり見頃を迎えている。夕方からは雨模様ということなので来週には散り始めるだろう。桜はこの後にヤマザクラ、オオシマザクラ、ギョイコウザクラと続く。市道沿いに植えてあるので道行く人々に楽しんで貰っている。
桜の樹と樹の間にはリキュウバイ、レンギョウ、トキワマンサク、ボケなどの花木、スイセンやムスカリ、チューリップなどの草花も植えてあるので(それらが)競い合い自慢げに咲き誇っている。裏山が一番輝く季節でもある。



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定年退職後、自産自消を目指し、野菜・花・木々と目下奮闘中。
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