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夕方隣町に住むDさんが「山菜おこわ」とポテトサラダを持参してくれた。今日は終日雨で(筋を痛めていることも重なり)買い物にも出かけず家でじっとしていた。さっそく夕飯にいただく。Dさんによれば山菜おこわの材料は春の木の芽「コシアブラ」だという。コシアブラはウコギ科の樹で山野に自生する。成長すると樹高は10mを超える高木になる。春のこの時期の新芽はタラノメと同様に貴重な山菜である。Dさんのご主人は毎年この時期になると山に入り採って来るのだという。毎年どこにあるか位置を把握しているのだろう。
コシアブラは山菜おこわのほかテンプラやおひたし、和え物などに利用される。タンパク質が多く含まれており香りも良い。和え物と言えば木の芽和え(きのめあえ)の時期である。タケノコも旬の時期を迎える。庭の隅に植えてある朝倉山椒の芽が少し芽吹いている。山椒(サンショ)の香りもまた独特のものでこの時期の季節からの贈り物である。


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今日は久しぶり朝から雨になった。この時期雨が降るとほっとするが、反面、雑草の繁茂に頭を痛める。
裏山に5本植えてある御衣黄桜(ギョイコウザクラ)が咲き始めた。緑色の珍しい桜である。ソメイヨシノよりは遅く八重桜に次いで咲く。京都の仁和寺(にんなじ)で栽培をされていたとされ、それが全国に散らばり(今では)全国百か所以上で花が見られるという。名前の由来は昔の(平安時代の頃だろうか?)貴族の衣服の萌黄色に近いことからこのギョイコウの名が付いたらしい。
花の色は最初は緑色で次第に黄緑色へと移り、散る間際は中心部分の花弁が少し紅色に変色する。我が家での花の見頃はあと1週間くらいだろう。市道から見えるので道行く人に楽しんで貰えれば良いと思う。



屋敷裏に自分で昔つくった石仏(コンクリート製)があるが、その隣にあるマグノリア(紫木蓮)の花が派手に散り始めた。落葉樹で樹齢数十年、樹高は4,5mである。このモクレンは芽が出る前にびっしりと花を着ける。秋には広く肉厚で大きな枯葉を樹元一面に派手に落とす。中国西南部が原産地だという。昔はラン(蘭)の花に似ていることから木蘭(モクラン)と呼ばれていたらしいが、後年、蓮(はす)の花に良く似ていることもありモクレン(木蓮)と呼ばれるようになったなど花図鑑には書かれている。この紫木蓮の名がマグノリアだと知ったのはごくごく最近の事である。我が家には紫木蓮のほか白木蓮も数本ある。



10日ほど前に足腰の筋を痛めなかなか以前のような力仕事が出来ないでいる。加齢とともにいったん傷めるとなかなか元に戻るのに時間がかかる。午後、野菜の観察をしていると見知らぬ方が農園内を下って来た。園内道路がついていたので入らせて貰ったという。いろんな花が植えてあり感心したと言う。いろいろ話をしていると、当地から十数キロ離れた集落に住んでいる方だった。近くに友人が居て訪ねて来たついでらしい。

夕方、久しぶりに八重桜(ヤエザクラ)と御衣黄桜(ギョイコウザクラ)の観察に出かけてびっくりする。数日のぼらないうちにもう2種類とも満開状態だった。明日は御衣黄桜を写真に収めようと思う。御衣黄桜は青緑色の花を持つ珍しい品種である。


どちらかと言えば晩生の部類に入る「大島桜」が咲いている。大島桜はヤマザクラの系統に近く伊豆半島では至る所で山野に自生しているという。日本を代表する桜であるソメイヨシノ(染井吉野)は大島桜と江戸彼岸桜の交配種であるという。
我が家の裏山に植え付けているオオシマザクラは丸3年生、樹勢旺盛ではや樹高は3mを超えた。これから年を追うごとに花が倍々で咲き始めるだろう。5枚の純白の花弁は大輪のうちに入るだろう。

大島桜の若葉は昔から塩漬けし「桜餅」の材料に利用される。漉し餡入りの桜餅は昔懐かしいおふくろ(母親)の味でもある。近々、和菓子店で桜餅を買って食べよう。



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定年退職後、自産自消を目指し、野菜・花・木々と目下奮闘中。
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