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「ガンガラ」とは山帰来(またはサルトリイバラともいう)のことで、当地の方言である。鋭い棘のある細く真直ぐに伸びる樹で実はびっしりと着き秋には赤く稔る。葉っぱは大きくて餅を包むのに用いられたりする。遠い昔、子供の頃にお袋がよくガンガラ餅をつくってくれた。美味しい懐かしいオヤツだった。もうガンガラ餅を食べなくなって数十年になる。サンキライ(山帰来)の葉を見るたびに母親のことを思い出す。

裏山の木漏れ陽林の中にあちこちガンガラが自生している。あまり多くても仕方がないのだが…何となく切るのが惜しくて…ついついそのまま残してしまっている。今の時期は緑色で(昔の)パチンコ玉大くらいの大きさの可愛い実が着いている。冬はセンリョウやヒャクリョウ、ハゼやセンダンの実などと共に小鳥たちの格好の餌になる。




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田植えが終わりはや1週間が経過した。今年は少雨傾向で川に水があまりない。その分日照時間が長く稚ない稲は順調に育っている。当分の間は毎日1回の田んぼ見回りは欠かせない。付近の田んぼもほぼ水を張って一帯の植え付けは今週末になりそうである。

今日は朝から裏山の草刈りと清掃、コスモス苗の移植、野菜の水やり(干天続きで)などを行う。その後はクリーニング店へシャツの受け取り、書店へ今月の本代支払い、理髪などに出かける。午後は車洗いと野菜の手入れであっという間に時間が過ぎる。日中は30℃近い真夏日になる。そろそろ熱中症対策が必要な時期になったが…

裏山のヤマボウシの花が綺麗なので夕方連れ合いと散歩を兼ね散策した。桜や李の樹も緑を増し園内道も鬱蒼としてきた。野鳥の杜附近の樹間で吸葛(スイカズラ)が這っていた。スイガズラは蔓性の植物で茎や葉は「忍冬」と呼ばれ解熱作用や抗菌作用がある。蕾は「金銀花」と言って利尿、抗菌効果のある生薬として昔は用いられたらしい。

花の時期は5月中旬~6月初旬。初めは白色、その後次第に黄色へと変わる。手の平状のかわいい花相である。付近を通ると微かに甘い香りを放つ。
隣接の栴檀(センダン)や夏椿(ナツツバキ)にも花がびっしりと着いている。そろそろ下草(藪)倒しもせねばと思う。心なしか…夕どきの空気は湿っぽく梅雨入り間近を予感させる。



ふと気が付けば…今年も庭のブラシノキに真っ赤な花がびっしり着いている。花の形を見て(見れば見るほど思うのだが…)うまい名前を付けたものだと感心する。瓶を洗う際に用いるブラシに酷似している。開花時期は結構長いのでしばらくは楽しめそうだ。

すぐ隣りに植えてある山桃の木にも(まだ青いが)びっしりと実が着いている。入梅の時期にもなると赤く熟れて食べる人がいないのでボトボトと自然に樹冠下へ落ちる。我々の育った時代(遥か昔だが)オヤツというのがなくて…ヤマモモや秋のアケビの実などは好んで食したものだが…飽食時代の今、山野にある自然の恵みなど見向く者もいなくなった。柿などはもっぱらカラスの餌になっている。



今年も晩白柚の樹にたくさんの花が咲いている。一般のかんきつ類よりかなり大ぶりの白い花はひときわ目立つ。昨年は数十個の実が成って友人知人に少しずつお裾分けしたが(順調に生育すれば)今年も期待が出来そうである。


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定年退職後、自産自消を目指し、野菜・花・木々と目下奮闘中。
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