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今年も残りが少なくなった。月一回を目安に出かけていた低山登山、古刹巡りは12月で10回目を数えた。何とか元気で歩けたことに感謝である。今年は山頭火にご縁があった。9月、国東市の安国寺でたまたま山頭火の句碑にお目にかかったが、12月にも湯平温泉で山頭火の句碑があることを知り驚いた。山頭火は放浪の詩人と呼ばれ西日本の各地を行脚している。山頭火の本名は種田正一と言い、山口県の佐波郡に生まれている。長じて熊本市に在る曹洞宗の報恩寺というお寺で出家得度、後に各地を放浪しながら実に8千句以上の句を詠んだとされている。現在、山頭火の句碑が各地に5百基ほど在ると言われている。
国東町安国寺の句碑には「日暮れて 耕す人の影濃し」、「春風の鉢の子一つ」と刻まれており、湯平温泉の句碑には「しぐるるや 人の情けに涙ぐむ」、「うしろ姿に しぐれてゆくか」と刻まれている。いずれもなかなか味のある句である。

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いよいよ冬将軍の到来か?今朝(12月18日)起きて窓を開け薄っすらと雪化粧をしていた。今日は友人知人に裏山の産物(果物、野菜)を届ける予定だったので少し腰折れしたが、時間と共に雪は解けて作業は何とか出来た。日頃からお付き合いしている方々への細やかな贈り物である。無農薬をウリにしているが(実は)ただのなまけ栽培をしているだけである。

我家の裏の銀杏(イチョウ)の葉が見事に黄色くなっている。樹下はまるで銀色の絨毯を敷いたようである。今日の寒波で殆んど葉を振るうと思われる。見事な黄葉を記録しようとデジカメのシャッターを切った。裏山には色んな種類の樹木を植えているが、年々高くなり始末に困るようになってきた。最近、新築時に立派な庭を造り、老いた今、庭木を根元からバッサリと切ってしまう人が多いが、毎年の管理を考えると苦になるという気持ちが良く分かる。

今年最後の山登りに出かけた。今回は九重山のはずれの黒岳山麓へのトレッキングだった。湯平温泉~阿蘇野に抜け白水鉱泉から男池に向かう。紅葉が終った晩秋の落葉の絨毯の上を歩いた。シーズンオフで平日とあって登山者には一人も出会わなかった。男池湧水池の水を汲みに来た客4組と出会った。佐賀や久留米、福岡などのナンバーで遠来のお客も来るのだなと驚いた。黒岳の山麓には原生林が広がっている。今は落葉樹がすっかり葉をふるいが森は深閑としていた。

登山道の途中でブナの大木が倒れていた。昔は立っていたものだが、恐らく茸(キノコ)に負け倒伏したものだろう。3分の1くらい残った下の部分の幹にはまだ残りのキノコがいっぱい寄生していた。たかがキノコだと馬鹿には出来ない。長い年月の間に大樹の養分を吸い取って衰弱させてしまうのだろう。倒れた幹は風化し次世代の肥やしとなり森を育てる。自然のサイクルの一過程を垣間見た。

11月も明日(30日)で終わりである。近頃のテレビ番組では京都や各地の紅葉の様子が紹介されている。まさに「錦秋の候」である。我家の周りの里山でも広葉樹が黄色や朱色に彩を見せ絵具をひっくり返したように日に日に艶やかさが増している。

それにしても1年が経つのは早いものである。時間の経つのは年齢と共に早まるというが、その通りだと感じる。まもなく師走を迎える。12月は裏山の管理、家の周りの清掃、片付け、先祖墓の大掃除、注連飾りの作製、暮れの餅つきに備えての準備等々、やることがいっぱいである。忙しさに感謝をしつつ、一つずつ計画的に元気で乗り越えて行ければと願っている。

11月も下旬、朝晩冷え込みはじめそろそろ降霜の季節になった。裏山のキウイフルーツの収穫時期である。我家では毎年500玉ほどが収穫出来る。今年は玉太りも良い。キウイフルーツは「雌雄異株」で雄雌2本以上植えなければ結実しない。裏山では5本ほど植え付けている。樹齢は30年以上になるが毎年コンスタントに結実する。
品種はヘイワードという晩生種である。最近はサンゴールドとかルビーレッド、香緑、讃緑などといった新しい品種を見かける。キウイフルーツは南半球ニュージランドが本場だが、最近は日本でも結構栽培されている。
キウイの欠点は収穫後すぐに食べられないことである。追熟期間が必要になる。早く食べようと思えばビニール袋などに林檎(ジョナゴールドなど)やバナナを一緒に入れておくと1週間くらいで食べられるようになる。エチレンガスが発生して熟れが早まるのである。量が多い時は段ボール箱などでそのまま常温貯蔵し1~2ケ月後に食することになる。我家もお正月頃には食べれるようになるだろう。

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定年退職後、自産自消を目指し、野菜・花・木々と目下奮闘中。
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