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5月2日は八十八夜だった。夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る、と歌にも歌われているが、暦の上で八十八夜は立春から数えて88日目を呼ぶらしい。春~夏に移り変わる節目の時期でもある。
八十八夜前後を過ぎるとお茶農家では新茶の摘採が始まる。日本では古来お茶は不老長寿の薬、縁起物とされ新茶は特に重宝がられた。香り良い一番茶を飲むと何となく贅沢な気持ちになる。我家の裏山の木漏れ陽林の端にある天道生え(自生)の茶樹も今まさに「一芯二葉」の摘み時になっている。

八十八夜の頃は同時に水稲の種を播く(いわゆる)苗代時期でもある。田んぼの畔の雑草もいっせいに繁茂し始めゴールデンウイークを境に農家は一斉に農繁期に入る。道路を走っているとあちこちで氏神様(神社)の五穀豊穣を願う旗、幟が目立つ。当地でも春まつり、お祇園が各所で始まる。昨日はお祇園を前に長男に草刈りの手伝いをしてもらいボランティアで地域の道路愛護をした。毎年の恒例行事である。


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近くに住む長男が連休中の1日間は裏山の草刈りをやってくれるというので先週はその段取りなどをやっていた。裏山ではいつの間にか針槐(ハリエンジュ)に紅系の花がびっしりと着いているのを発見する。針槐はアカシアの仲間でマメ科に属する。樹や枝には鋭い棘がある。別名をベニニセアカシアとかモモイロハリエンジュなどとも呼ぶ。アカシアの種類には一般的に花は白や黄が多いがアメリカ原産のものは赤紫色の花が咲く。我が家の針槐は数年前に園芸店で(花の色が気に入り)購入して植えたものだが成長するにつれて分かったことだが地下茎からも新芽が次つぎと出て繁殖するので正直困っているが花は綺麗である。花相はフジ(藤)状の上品な形で豌豆の花にも似ている。白色系の針槐の花は食用にもなるという。
付近にニホンミツバチの巣箱を置いているのだが盛んに蜂たちが出入りしている。近くの蜜柑や針槐の花の蜜を吸っているに違いない。

昨日は長男夫婦と孫がやって来たので庭でバーベーキューを楽しんだ。連休は遠出をせず家でのんびり自然を愛でながらゆっくりするのが良い。



5年ほど前に植えた「なんじゃもんじゃ」に今年は花がびっしり着いている。原産地はどこだか知らないが対馬に多い樹だと聞いている。髭状の白っぽい花が緑の葉の周囲にびっしりと咲いている。初めはなんじゃもんじゃという珍しい名前に魅かれ園芸店で小苗を求めた。完全に活着するのに2年ほどで根がしっかり根付きぐんぐん伸長している。植えた当時は40~50cmだった樹高も知らず知らずのうちに2.5m位になった。



今日からはや5月である。以前は6月からクールビズだとか言われていたが、東日本大震災以来電力事情を勘案して(今は前倒しで)5月からやっている所が多いらしい。
昨日の曇り空とはうって変って今日はカラッとした五月晴れになった。屋敷裏の野アザミが今年も清楚な花を着けている。多年草だから毎年決まった位置で芽を出し葉を出して成長して花が咲く。葉に棘があるのがなかなか切り難い。こんな植物でもしっかり自己防衛している。


農舎の前のツバキの樹の下で一初(イチハツ)が一際綺麗に咲いている。一初はアヤメ科の中で一番初めに花を開くことからその名前が付いたと言われている。青紫色の爽やかな花である。原産地は中国だという。多年草で丈は30~50cmくらい。少々陽陰でも十分に育つ。

先日隣家のAさん宅を訪ねたら同じイチハツでも少し薄めの花が咲いていた。一初の横に四国原産のシャガがあり珍しい品種なので奥さんが近々(花が終わったら)株分けをしてくれるという。いろんな方々から毎年珍しい品種のものをいただき我が家の周りで少しずつ草花が増えている。


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定年退職後、自産自消を目指し、野菜・花・木々と目下奮闘中。
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