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連休明けを狙い城島高原の猪の瀬戸を訪ねた。標高が700mくらいの湿原である。鶴見岳と由布岳の麓に横たわる平地で背後には水口山というなだらかな山容の灌木帯が連なっている。湿原では7月はキツネノカミソリが満開だろうと思って出かけたのだが・・・、まったくの期待外れでほとんど咲いていなかった。これも気候変動のせいだろうか?例年びっしりと咲いているのだが。
その代わりに意外や意外8月の花である「ハンカイソウ」の黄色が見事だった。ハンカイソウはキク科の花でもともとは大陸(九州が中国大陸などと一緒だった遠い時代)に由来する植物である。春にサクラソウを観に来た際にヤブレガサか?と思っていたのが実はハンカイソウだった。背丈が1mくらいの茎の先に黄色の花が一面に咲いている。元来湿地を好む花の様である。花の名前の由来は中国の戦国時代の英雄の一人だった「燓噲」ハンカイから名付けられたという。今回のトレッキングは期待したキツネノカミソリがサッパリだったがハンカイソウの綺麗さに大満足した。それにしても夏の山歩きは汗が噴き出て来る。帰途、別府市内の地元組合が運営する立ち寄り湯に寄って帰った。

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7月も中旬に入った。連日、梅雨末期特有の集中雨と蒸し暑さである。梅雨明けも間近だとは思われるが、今時期の雨の量は半端でない。雷を伴って時には線状降水帯も発生し短時間に50㎜くらいの雨は普通に降る。当地では昨夜来の大雨で「レベル4」の警戒警報が出ている。たっぷりと水分を含んだ土壌は土砂崩れなどが起きやすい。警戒レベルの状態である。早く梅雨が明けてくれれば良いがと願う。
雨天続きで散歩も滞りがちだが(努めて)傘をさしてでも歩ける日は歩くようにしている。散歩の途中で野の花を見かける。今は藪甘草(ヤブカンゾウ)の花が咲いている。柿色の艶やかな花である。藪甘草(野甘草と似ているが花弁が少し違う。)は我家の庭にも植えているがやはり野に咲いている姿が一番である。梅雨の長雨ですぐに花弁が傷んでしまうのが残念だ。

庭のハンゲショウ(半夏生)が白みを帯びて来た。ドクダミ科の植物である。7月の今時期に葉が白みを帯びて髭状の花が咲く。半分化粧をするのでこの名が付いたという説もある。暦の上では明日(7日)は「小暑」にあたる。そろそろ梅雨が明け本格的な暑さがやって来る。ハンゲショウの花が咲くと毎年そろそろ本格的な夏の到来だなと思う。湿気が多い時節である。水分補給に努めて熱中症にならぬよう気を付けたい。梅雨の長雨、高温で畑や家の周りは草だらけである。しばらくは雑草刈りに追われそうである。

連日雨が降り続いている。沖縄地方はすでに梅雨が明けた。北部九州ではまだ梅雨末期の雨が降っている。今日で水無月(6月)は終わる。早いもので今年も半分が過ぎた。裏山のアジサイは最盛期を過ぎ、目下、来年に備えて蕾摘みを行っている。本数が多いので結構面倒な作業である。

雨の合間を縫い(先日)みやこ町勝山黒田にある「胸の観音」に行って来た。近くにあるのだがなかなか行く機会がなく初めての参拝である。観音寺本尊の裏手から鹿ケ峰の山頂までは20分くらいで登れる。眺望は利かないが樹々の間から田植えが済んだばかりの京都平野ののどかな田園風景が望めた。
胸の観音寺の社務所の裏手からはアジサイの花越しに「馬ケ岳」や「御所ケ岳」などの峰々が望めた。機会があればまた登ってみたい。馬ケ岳は戦国時代に黒田官兵衛と豊臣秀吉が九州の豪族(島津氏など)を攻める際に拠点とした山城があった。行橋歴史資料館の方のお話では馬ケ岳近辺は今時期はマムシが出るので登山の際は気を付けてとのことであった。

朝からシトシトと雨が降っている。梅雨も後半に入ったようである。我家の裏山ではアジサイが綺麗に咲いている。昨日は付近の神社の権禰宜さんがアジサイの花を摘みにみえた。2度目の手水鉢に飾るためである。アジサイは雨が実によく似合う。
今日、6月21日は「夏至」である。一年中で一番昼の時間が長い日でもある。明日からは少しずつ夜の時間が長くなるが、夏の暑さはこれからが本格的になる。昨日は日中30℃を超えた。最近は早朝に作業をやり日中は熱中症に気を付けている。電気代が高騰してクーラーを控え救急車で搬送される高齢者も結構いるとテレビで注意を促していた。最近は何もかもが高くなり、老いも若きも生活が随分と厳しくなった。賃金は上がらず物価は高騰、日本社会も最近は随分と生きづらくなった。

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