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比較的寒かった3月中旬が過ぎ、ここ数日は初夏を思わせる気温である。この陽気に誘われて我家の裏山ではソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラなどが一斉に咲き始めた。この勢いだと今週末は早くも盛りを過ぎるような一気咲きである。
本日午後、そろそろ筍が生え始めたか?と思って裏山(竹林)を覗いてみた。まだ小さめだが16本ほどが出ていた。このうち形の良いものを5~6本ほど家に持ち帰り庭の釜で茹でた。予め用意して置いた米糠と鷹の爪(胡椒)を入れて薪で一気に茹でた。毎年の事だが、筍は初めの1、2回ほどが珍しくて後は始末に困る。孟宗竹は特に繁殖が強いので(隣地に)どんどん侵入して来る厄介モノである。しばらくは筍倒しの日々が始まる。

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ここ数日雨続きである。阪神甲子園球場で行われている選抜高校野球大会が珍しく2日間も順延となった。この時期は春先特有の不順な気候が続く。我家の裏山では目下、連翹(レンギョウ)や白系木蓮(ハクモクレン)赤系木蓮、土佐水木(トサミズキ)、庭梅(ニワウメ)日向水木(ヒュウガミズキ)、藪椿(ヤブツバキ)、肥後椿(ヒゴツバキ)、利休梅(リキュウバイ)、馬酔木(アセビ)、木五倍子(キブシ)、李(スモモ)などが咲いている。
中でもひときわ目を引くのが李の白である。園内道沿いに植えてある紫陽花(アジサイ)の芽が青く芽吹いて来た。昨日はキャベツ畑でモンシロチョウを見た。一昨日は鶯の鳴き声を今春始めて聴いた。いよいよ本格的な春の到来である。

3月も後半。昨日(24日)で春のお彼岸も終わった。いよいよ春暖の季節である。予報では今週はほとんど雨である。この時期の天候は「菜種梅雨」とか「三寒四温」とか呼ばれている。暖かかったり寒かったりで体調管理が大変である。
昨日、畑で春野菜の種を蒔いた。ダイコン、法蓮草、人参などを蒔く頃である。1月下旬に伏せておいた馬鈴薯(ジャガイモ)から芽が出始めた。春暖に誘われての芽立ちだろう。肥料が利いているのか?すこぶる葉色が良い。春暖とともに大きくなるだろう。季節の移ろいとは良くしたものである。

今週前半は天気が下るというので裏山の清掃をした。林間に植えてある馬酔木(アセビ)に今びっしりと花が着いている。馬酔木には花が白系、ピンク系とがあるが多くは白系である。ツツジ科の常緑樹で鐘形の花がびっしり着く。本来、標高が400〜500mくらい以上の高山に自生する。やや乾燥した場所を好み樹(葉など)自体に毒がある。そのため食害はない。昔、馬が葉を食べて痺れたことから「馬酔木」の名前が付いたという。近隣では経塚山、伽藍岳、由布岳、くじゅう連山などで群落を良く見かける。平地だと今時期の開花だが高山だと4月中旬〜5月上旬頃が見頃だろう。

裏山では今「啓翁桜」が満開である。ここのところの暖かさで一気に咲いた。ケイオウザクラと読み淡いピンクの花は春の青空に映える。苗木処である福岡県久留米市の園芸家の育種による桜である。中国種と日本種を交代させたと言われ、現在では山形県で最も多く栽培をされている。晩冬〜早春にかけハウス内で加温処理され出荷される。小さな可愛い花を着ける。我家裏山ではミモザや他の桜の間に植えて楽しんでいる。河津桜に次いで咲く早咲き桜である。細かい幹が根元から何本も直立に立ち天に向かってスッと伸びる様は風情がある。2月、3月に華道で良く使われる花である。先日は我家でも花展や学園の卒業式の投げ入れ花材として利用した。

3月17日、今日から春のお彼岸の入りである。昨日は先祖墓の掃除に出かけた。年4回のお墓詣りに備えて今年も第1回目の掃除を終えた。来る20日は「春分の日」でいよいよ本格的な春が訪れる。

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定年退職後、自産自消を目指し、野菜・花・木々と目下奮闘中。
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